全血採血業務について解説

全血採血業務について解説

献血の採血の種類は、「全血採血」と「成分採血」の2種類があります。今回は、「全血採血」について詳しく説明します。

 

まず、全血採血では、どのくらいの量の血液を採血するのでしょう。全血採血の種類は200ml採血と400ml採血があります。200mlを1単位と数えます。

 

基本的には、2単位(400mlの採血)をドナーさんにお願いします。これは、患者さんに輸血をする際、1人の方から頂いた血液を輸血する方が副作用が低いと考えられているからです。例えば、400mlの輸血を必要とする患者さんに1人のドナーさんから頂いた2単位の血液を輸血するのと、2人のドナーさんから頂いた2単位の血液を輸血するのとでは、副作用のリスクが2倍になります。

 

この理由から、400ml採血が可能なドナーさんには、400mlの献血をお願いしています。

 

では、200mlの採血をお願いするドナーさんとはどのような方なのでしょうか。それは、まず体格と検査採血での血液の濃さによって決まります。どのような基準があるかは、下記の表をご参照ください。

 


※ 65歳以上の方の献血については、献血いただく方の健康を考慮し、60?64歳の間に献血経験がある方に限ります。
日本赤十字社ホームページより引用)

 

上記のように、献血ができる基準は細かく分けられています。また、200ml全血献血については、需要が少ないです。

 

200ml以上の輸血を必要とする患者さんが多く、1日あたり各血液型1人か2人の採血が最大数です。特別な血液型や各血液型のRh(-)のドナーさんについてはこの限りではありませんが、採血基準と需要を考慮してお断りすることもあります。

 

どうしてお断りをすることがあるかというと、採血した血液は輸血にて使用するまでの使用期間があります。それが14日間なのです。使用期限が迫ってきた血液については、より使用期限が長い血液製剤に加工され有効利用されます。しかし、血液を最大限に有効利用することができなくなってしまいます。

 

その日の血液の必要量とドナーさんの来所される人数を見ながら、採血量を調整することも血液センターの看護師の業務の1つです。

 

 

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